「く、くそっ!こ、ここまで……戻ったのに!」
肩に斧の直撃を食らった男が、それでもなんとか東軍に戻ろうと、必死に起き上がろうとする。
そして、奈央さんの手から離れた斧が男の肩から消え、再び奈央さんの手に戻ったのだ。
美優が投げた手裏剣と言い、奈央さんの斧と言い、武器が手から離れると数秒後に手に戻るというシステムを利用した攻撃方法だな。
「真治君、とどめを刺すのよ!」
……って、俺!?
今の要領で何度か攻撃すれば、奈央さんがやれるんじゃないの!?
そうは思ったけど、総力戦の事を教えるって言っていたし……人を殺す事に抵抗がある俺に、慣れさせそうとでも考えているのか。
「ああっ!もう!やれば良いんでしょ!やれば!」
ジッと、真剣な眼差しで俺を見る奈央さんに気圧されて、仕方なく駆け出す。
早く逃げろ、早く逃げろと心で呟きながら近付いたけど……男は、奈央さんの攻撃が効いたのか、俺が歩くよりも遅い速度で。
フラフラしながら逃げようとする男に、あっさりと追い付いてしまったのだ。
「はぁ……はぁ……ただで殺されて……たまるかよ!」
接近した俺に気付いた男が、振り返って剣を引き抜いたのだ。
肩に斧の直撃を食らった男が、それでもなんとか東軍に戻ろうと、必死に起き上がろうとする。
そして、奈央さんの手から離れた斧が男の肩から消え、再び奈央さんの手に戻ったのだ。
美優が投げた手裏剣と言い、奈央さんの斧と言い、武器が手から離れると数秒後に手に戻るというシステムを利用した攻撃方法だな。
「真治君、とどめを刺すのよ!」
……って、俺!?
今の要領で何度か攻撃すれば、奈央さんがやれるんじゃないの!?
そうは思ったけど、総力戦の事を教えるって言っていたし……人を殺す事に抵抗がある俺に、慣れさせそうとでも考えているのか。
「ああっ!もう!やれば良いんでしょ!やれば!」
ジッと、真剣な眼差しで俺を見る奈央さんに気圧されて、仕方なく駆け出す。
早く逃げろ、早く逃げろと心で呟きながら近付いたけど……男は、奈央さんの攻撃が効いたのか、俺が歩くよりも遅い速度で。
フラフラしながら逃げようとする男に、あっさりと追い付いてしまったのだ。
「はぁ……はぁ……ただで殺されて……たまるかよ!」
接近した俺に気付いた男が、振り返って剣を引き抜いたのだ。



