殺戮都市~バベル~

「ダメだ!元から武器を出している状態ならともかく、ガチャを実行してから武器を出す事は出来ない!早く新しい武器を引いてしまえ!」


黒井の言葉で、俺はなぜこのタイミングで明美さんが攻撃を仕掛けたか理解した。


俺と黒井が、ガチャを引いて武器を取り出せない時を狙って撃って来た。


これは……俺が油断したから起こったんだ!


「あんた達も死ね!!浩太が死んで、私はどうやって生きたら良いのよ!責任を取って死ねっ!!」


光の渦に手を入れるより速く、ボルトが俺に向かって飛んで来た!


どこを狙って撃ったのか判断出来ず、今の俺では大きく回避するしかない!


横に飛びながら光の渦から抜いた武器。


それを放して、素早く日本刀を抜いた俺は、着地と同時に明美さんに向かって駆け出した。


「あんたは!一体何なんだよ!!何でもかんでも全部俺のせいにして!!俺に敵意を向けるから、こうなったんだってわからないのかよっ!!」


自動でボルトが装填されたボウガンを俺に向け、躊躇なく頭を狙って撃つ明美さん。


俺はそれを斬り払い、一気に間を詰めるように飛び込んだ。


「あんたがいなければ……あんたさえいなければ!私はこんな風にはならなかった!!」