「10日以上も……恵梨香さんは大丈夫なのか!?」
奈央さんの話を聞いて、一気に不安が湧き上がる。
津堂は自分で「拷問担当」と言っていたし、恵梨香さんを恨んでいるようだった。
ずっと捕らえておく……そんな事も言っていたから、殺す事はないと思うけど。
何にしても、この10日という時間の損失はあまりにも大きい。
「ま、何がなんだか俺にはわからないけどさ、その子に何か食べさせないと。弁当買ってくるけど、真治君は何かいる?」
動揺している俺を落ち着かせようとしてくれたのだろうか。
黒井が俺の肩に手を置いて、まずは奈央さんを助けようと提案してくれている。
「……い、いえ。俺はさっき食べたから大丈夫です。でも良いんですか?」
「何に対して『良い』んだい?痩せ細った女性がいるのに、放っておく事なんて出来ないだろ?」
「あ、ありがとうございます」
そう言って黒井は、ポンポンと俺の肩を叩いて部屋を出て行った。
変わった人だなと思っていたけど、なかなかに良い人じゃないか。
「真治君……恵梨香さんが捕まったって、どういう事?もしかして、10日前に?」
奈央さんの話を聞いて、一気に不安が湧き上がる。
津堂は自分で「拷問担当」と言っていたし、恵梨香さんを恨んでいるようだった。
ずっと捕らえておく……そんな事も言っていたから、殺す事はないと思うけど。
何にしても、この10日という時間の損失はあまりにも大きい。
「ま、何がなんだか俺にはわからないけどさ、その子に何か食べさせないと。弁当買ってくるけど、真治君は何かいる?」
動揺している俺を落ち着かせようとしてくれたのだろうか。
黒井が俺の肩に手を置いて、まずは奈央さんを助けようと提案してくれている。
「……い、いえ。俺はさっき食べたから大丈夫です。でも良いんですか?」
「何に対して『良い』んだい?痩せ細った女性がいるのに、放っておく事なんて出来ないだろ?」
「あ、ありがとうございます」
そう言って黒井は、ポンポンと俺の肩を叩いて部屋を出て行った。
変わった人だなと思っていたけど、なかなかに良い人じゃないか。
「真治君……恵梨香さんが捕まったって、どういう事?もしかして、10日前に?」



