殺戮都市~バベル~



「ぎぃやああああああっ!!ま、また俺の腕がああああああああっ!!」


半分の厚さになった腕を上げ、血が噴き出すと同時に池田が悲鳴を上げた。


前回戦った時も同じように、腕を真っ二つに切断してやったけど……。


今回は、簡単に終わらせるつもりはない!


池田は復活したら、また俺を殺そうとするだろう。


その為に、多くの手下が俺に襲い掛かって、無駄に命を落とす事になる。


そして……明美さんが調子に乗っている元凶は貴様だ!!


「二度と生き返るな」


怒りが過ぎて、逆に冷静に放ったその言葉。


池田がPBMをズボンの右側のポケットに入れたのを見たから……狙うのはそこだ!!


振り下ろした日本刀の刃を返しながら、横に構えた俺は、池田の脚に狙いを定めた。


「や、やめ……やめろおおおおっ!!」


俺の狙いに気付いたのか、慌てて半分の厚さになった腕でポケットを庇う。


まだ、武器を破壊した影響が出ていないのか、俺が何をしているのか理解しているようで。


前みたいに、理解出来ないまま死んだ方が楽だったのにな。


なまじ強くなったから、苦しみながら死ぬ事になったんだ。


そう考えた俺は、日本刀を振り、池田の脚を容赦なく切断した。