殺戮都市~バベル~

「あのおっさん、見境ないんだよねー。下は6歳から上は50歳くらいまで行けるんじゃない?でもまあ、子供は高く買ってくれるね。数がいないからさ」


「よーし、じゃあこっちにおいで。良い所に連れて行ってあげるから」


軽く笑いながら、カウンターの内側に回ろうと歩き始めた女性。


結局こうなるのかよ!


カウンターの内側を見られたら、テーブル席にいる女性に知られる!


日本刀を抜き、靴を脱いだ俺は、屈んだまま女性に近付いた。


「ほらほら、おいで……って」


カウンターの中に入って来た女性は……女子高生。


屈んでいた俺に気付き、声を上げようとしたけど。


素早く振るった日本刀が、女の子の頭部を割ったのだ。


振り抜く事は出来ない。


鼻の辺りまで刃を入れ、すぐに柄から手を離した。


声を発する間を与えない。


グラリとバランスを崩した女子高生のスカートを引っ張り、俺の方に倒れて来るように。


肩で女子高生を受け止めて、ゆっくりと床に下ろした。


テーブル席の女性達は、まだここで何があったのか気付いていない。


残った人達で話を再開していた。


ここからどうする?


亜美がいるから、仲間を呼ばれる前に殺るしかないか。