「はぁ、すっきりした。お兄ちゃん、お待たせ」
「はいはい。漏れなくて良かったよ」
店から出ようと思ったけど……ここからデパートが見えるな。
大きな池の向こう側に、ライトアップされた建物。
元の世界でもひと目でそれとわかる、特徴的な建物だ。
亜美がここにいてくれれば、俺はあそこに行けるんだけど。
万が一死んだ時……亜美はここに一人で取り残される事になる。
お姉ちゃんが、どうして亜美と二人で中央部に近い場所で暮らしていたのか、わかる気がするな。
人が少ない場所にいる事で、亜美が危険に巻き込まれる可能性を、少しでも低くしようと思ったからだ。
色んな事を考えると、やっぱり誰かと一緒にいた方が良いな。
そう考えていた時……外から声が聞こえた。
「なんで今回はこんなに人がいるのよ。全然前に行けないじゃん」
「まあ、ハイエナ狙いで良いんじゃない?ゆっくり行こうよ。とりあえずそれまで、ここで時間潰そうよ」
ここって……ここか!?
「亜美、隠れろ。見付からないように、声を出すなよ」
「う、うん」
小声で亜美に伝えて、カウンターの内側に入った俺達は、そこで屈んで様子を伺った。
「はいはい。漏れなくて良かったよ」
店から出ようと思ったけど……ここからデパートが見えるな。
大きな池の向こう側に、ライトアップされた建物。
元の世界でもひと目でそれとわかる、特徴的な建物だ。
亜美がここにいてくれれば、俺はあそこに行けるんだけど。
万が一死んだ時……亜美はここに一人で取り残される事になる。
お姉ちゃんが、どうして亜美と二人で中央部に近い場所で暮らしていたのか、わかる気がするな。
人が少ない場所にいる事で、亜美が危険に巻き込まれる可能性を、少しでも低くしようと思ったからだ。
色んな事を考えると、やっぱり誰かと一緒にいた方が良いな。
そう考えていた時……外から声が聞こえた。
「なんで今回はこんなに人がいるのよ。全然前に行けないじゃん」
「まあ、ハイエナ狙いで良いんじゃない?ゆっくり行こうよ。とりあえずそれまで、ここで時間潰そうよ」
ここって……ここか!?
「亜美、隠れろ。見付からないように、声を出すなよ」
「う、うん」
小声で亜美に伝えて、カウンターの内側に入った俺達は、そこで屈んで様子を伺った。



