念の為に、ステルス機能を使って腕の色を黄色に。
しばらく歩いても、恵梨香さんが言うように、西軍の人間とは誰とも出会わなかった。
そして……俺が侵攻した近くの大通り。
さすがに総力戦以外ではこの辺りには人の姿はない。
思えば、雪子さん達は比較的光の壁に近い場所に拠点を構えてるんだよな。
ここから、約300メートルといった所か。
「さて、少年。言っておく事がある。私達がここに来たのは、飽くまで仲間を探す為だ。最悪の場合、少年の仲間を助ける事に手は貸さないが、それでも構わないな?」
恵梨香さんの厳しさは、今に始まった事じゃない。
だけどそれは、俺を試そうとしているようにも思えるんだよな。
一人で困難を乗り切れなければ、塔を目指す資格すらない。
そう言われているようで。
「その時は、自分で何とかします」
俺は強く、そう答えた。
「早く行こうよ。すぐ近くに姉ちゃんがいるんでしょ?」
……そんな決意も、吹雪さんには無意味だな。
かるーく受け流して、真面目にやってる方が間抜けに思えてしまうよ。
「じゃあ、行きましょう。雪子さんの所に」
一歩前に出て、俺は二人を案内するように歩き出した。
しばらく歩いても、恵梨香さんが言うように、西軍の人間とは誰とも出会わなかった。
そして……俺が侵攻した近くの大通り。
さすがに総力戦以外ではこの辺りには人の姿はない。
思えば、雪子さん達は比較的光の壁に近い場所に拠点を構えてるんだよな。
ここから、約300メートルといった所か。
「さて、少年。言っておく事がある。私達がここに来たのは、飽くまで仲間を探す為だ。最悪の場合、少年の仲間を助ける事に手は貸さないが、それでも構わないな?」
恵梨香さんの厳しさは、今に始まった事じゃない。
だけどそれは、俺を試そうとしているようにも思えるんだよな。
一人で困難を乗り切れなければ、塔を目指す資格すらない。
そう言われているようで。
「その時は、自分で何とかします」
俺は強く、そう答えた。
「早く行こうよ。すぐ近くに姉ちゃんがいるんでしょ?」
……そんな決意も、吹雪さんには無意味だな。
かるーく受け流して、真面目にやってる方が間抜けに思えてしまうよ。
「じゃあ、行きましょう。雪子さんの所に」
一歩前に出て、俺は二人を案内するように歩き出した。



