殺戮都市~バベル~

「それはおそらく……ソウルが0の状態で死んだんじゃないかな?その鬼頭という人は、ガチャを二回引かなかったかい?」


新崎さんが導いた答え、そしてあのライダースーツの女性が言っていた言葉。


どちらもソウルが関係している。


「二回……引きましたね。ソウルが0で死んだから……」


「俺達はソウルが0でない限り、死んでも復活する。だけど、0の状態で死ぬと、本当に死ぬ。だから、ソウルの数には気を付けて、ガチャをしないといけないんだ」


つまり、命を削って武器を入手するって事か。


そう考えると、ガチャをしたくなくなるな。


命は多い方が良いに決まってる。


「まあ、後の事はゆっくり教えて行くよ。もしも俺がいない時にわからない事があったら、PBMの『設定』から、『ヘルプ』で確認すると良いよ」


話をしている間に一階に到着。


エレベーターのドアが開き、そこから出て、俺達はビルの入り口へと向かった。


人一人いない、静かな街。


チュートリアルではそうだったのに、ビルから出た俺が見た光景は……。



「ここが南軍の中心部だ。改めて高山真治君。南軍にようこそ」


俺の今までの人生では、見た事がない程の人の群れがそこにいたのだ。