殺戮都市~バベル~

武器が、俺の首を刈り取ろうと振られる。


さっきの男といい、この女性といい、一撃で仕留めようと、容赦なく頭部を狙って来る!


戦い慣れしてるという事か!


的確な攻撃も、狙って来る場所がわかっていれば、防御するのも容易い。


でもここは屋内。


狭い通路では、防御するより回避した方が良い!


武器が首に迫った瞬間、俺は崩れるようにその場に屈んだ。


頭上を武器がかすめる。


武器を確認して、強引に身体を回転させ、日本刀を振り上げる。


カツッという音が聞こえ、武器が部屋の壁に突き刺さった。


俺を確実に殺れると思ったのだろう。


そうでなければ、この狭い通路で横振りなんてしないはずだから。


腕と武器が動きを止めた。


そこに、俺の日本刀が襲い掛かる。


これ以上ないと言うほどのタイミング。


振り上げた日本刀は、女性の腕を切断した。


男だから、女だからと言って、情けを掛けるわけにはいかない。


振り上げた日本刀の刃を返し、グッと握る手に力を込めて斜めに振り下ろした。


女性が踏み込んだ勢いも相まって、深く、確実にその身体は斬り裂かれたのだ。


崩れ落ちる間際……チラリとベッドの方を見て。