殺戮都市~バベル~

ソウルが0……この状態で死ぬという事は、二度と復活出来ないという事。


それをわかっていて、こいつは俺に殺してくれって言ってるのか?


相変わらず勝手なやつだ。


その事で俺がどう思うかなんて考えてもないんだ。


日本刀を抜いて、三笠に刃を向ける。


「……お、お前には、色々悪い事をしたと思うよ……こんな状態になって……お前の気持ちがわかった」


いたぶられて、何も出来なくなって、それが嫌でも生きなければならない。


そしてこの状況に疲れたから殺してほしい……そんなところか?









だったらふざけるな!!


「お前は……全然俺の気持ちなんてわかってない!殺してくれだって?俺はそう思っても必死に生きてきたんだよ!!勝手な事ばかり言いやがって!」


一発ぶん殴って、どうしてこの街に呼んだか聞こうとしたけど、予定変更だ。


日本刀を放して三笠の腕を掴んで、俺は三笠をおんぶして立ち上がった。


何をしているんだと耳元で呟いたけど、こいつの意見は聞いてやらない。


「お前にメシを食わせる。そしてどうにかして回復させる。本気で死にたいと思うなら、草なんて食ってないで、なんとしてでもビルの屋上にでも行って飛び降りろよ!」