殺戮都市~バベル~

コンビニで弁当を二つ買い、近くのビルの階段に腰掛けてそれを食べる。


俺が三分の一食べるまでに、新崎さんは全部食べて満足そうだ。


「はぁ……一日ぶりのメシだ。ありがとう真治君。キミが帰って来てくれなかったら、俺は死んでいたかもしれない」


「大袈裟ですよ新崎さん。それにしても、西軍で死んで、復活したら三日も経ってたなんて……なんでですかね?」


一日ぶりのメシ。


それでどうしてここまでやつれるんだろう。


やっぱり何かおかしいような気がするんだよな。


「うーん……あ、そう言えば聞いた事があるな。レアリティの高い武器のレベルが上がれば上がるほど、復活するまでに時間が掛かるって。まあ、俺には関係ない話だから気にしてなかったけど」


「そ、そうなんですか。だったら、ソウルだけじゃなくて、時間も無駄にしてしまうんですね……死んでしまったら」


まだレベル7なのに、三日も経過してしまうなんて。


三葉さんに言われたように、死なない為の戦い方をしなければ、何かをしようとしても、目覚めた時には手遅れ……という事にもなりかねない。


星5レアというだけで、凄まじいメリットとデメリットがあるのだと、やっと気付けた感じだ。