そして、約9時間が経過した。
名鳥は、目的の高校まで、栄養ドリンクを飲みながら運転して、少年が来るまで寝かせてくれと、運転席で気絶するように眠りに就いた。
午前8時前、ポツポツと高校の生徒達が登校する姿が見え始めるけど、その中に少年の姿は見えない。
学ランとブレザー、奇妙な光景にも見えるけど、中には同じ色のブレザーを着た男子生徒の姿もある。
まだあどけない顔をしているから、一年生だろうか。
きっと、少年よりも下の学年から、制服が変わったのだろう。
学生達を、そんな風に窓から見ていると……黒井が窓の外を指差して、声を上げたのだ。
「あいつ!見た事がある!北条、あいつに捕まえれば、真治君にぶち当たるぞ!」
「どいつだ!?あれは……少年Bか!捕まえろ!確保だ確保!」
二人とも、ろくに眠れなかったせいか、言ってる事がちょっと物騒だよ。
だけど、万が一真治君が休んでいた場合、家もわからないし、また学校が終わるまで待たなければならないのはきついかな。
そんな思いで、私達は車を飛び出して、登校する男子グループに向かって駆け出した。
「おい!三笠!止まれっ!」
傍から見たら、私達は相当怪しいんだろうなと思いながら。
名鳥は、目的の高校まで、栄養ドリンクを飲みながら運転して、少年が来るまで寝かせてくれと、運転席で気絶するように眠りに就いた。
午前8時前、ポツポツと高校の生徒達が登校する姿が見え始めるけど、その中に少年の姿は見えない。
学ランとブレザー、奇妙な光景にも見えるけど、中には同じ色のブレザーを着た男子生徒の姿もある。
まだあどけない顔をしているから、一年生だろうか。
きっと、少年よりも下の学年から、制服が変わったのだろう。
学生達を、そんな風に窓から見ていると……黒井が窓の外を指差して、声を上げたのだ。
「あいつ!見た事がある!北条、あいつに捕まえれば、真治君にぶち当たるぞ!」
「どいつだ!?あれは……少年Bか!捕まえろ!確保だ確保!」
二人とも、ろくに眠れなかったせいか、言ってる事がちょっと物騒だよ。
だけど、万が一真治君が休んでいた場合、家もわからないし、また学校が終わるまで待たなければならないのはきついかな。
そんな思いで、私達は車を飛び出して、登校する男子グループに向かって駆け出した。
「おい!三笠!止まれっ!」
傍から見たら、私達は相当怪しいんだろうなと思いながら。



