殺戮都市~バベル~

南軍の人達と、化け物達が衝突する!


大地を震わすほどの雄叫びが背後から押し寄せて、化け物達を逆に食わんと襲い掛かった!


「散らせろ!囲めっ!一匹ずつ、確実に仕留めるんだ!」


後方の指揮は、三笠がとってくれている。


その指示通り、鎖鎌やロープでポーンを引き、袋叩きにするという戦法が取られているようで、後方の心配はしなくて良さそうだ。







「グルルルルルッ!!」









そう、ここにいるのはポーンだけではない。


後ろで戦っている人達では、倒せないであろうナイト。


兜を震わせて、唸り声を上げる異形の騎士が、ポーン達を掻き分けてこっちに向かって来たのだ。


それも……三匹同時に。



「真治君っ!被害が出る前に一気に片付けるよっ!」


「わかってる!」


菅にそう答えた俺は、目の前のポーンの首を刎ね飛ばし、グラリと崩れる身体を踏み台にして、ポーン達の頭上に飛び上がった。


それを見てか、一番近くにいたナイトが、空中にいる俺に向かって、素早く槍を突き付ける!


「今更そんな攻撃なんて食らうかよ!」


日本刀でナイトの攻撃を下方に逸らして、その反動で身体をさらに持ち上げた俺は、槍の上に着地した。