殺戮都市~バベル~

恵梨香さんと話をしながら、武器を強化する事4時間。


ようやく最後の武器を日本刀の素材にして……強化が終わった。


武器レベルは98。


レベルMAXにはならなかったけど、それでも十分強くなったはずだ。


「もう少しだったな。だが、ここまで来たら98もMAXも大して変わるまい」


「切り良く100になってほしかったですけど。90超えた辺りから、上がりにくくなりましたね」


鞭をレベルMAXにした松田の凄さが、今になってようやく理解出来る。


一体どれだけの人を殺して、あれだけの強さを手に入れたのだろうか。


「いっぱい話したな。後は時間まで待つだけだが……少年はどうする?まだここにいるか?」


ここにいたい気もするけど……何かあったらすぐにでも動けるように、南軍に戻っていた方が良いんだろうな。


「いえ、もう戻ります。恵梨香さんも北軍に戻るんでしょ?」


「そう……だな。私がいなくとも北軍は大丈夫だが。とにかく一度は戻るとしよう。次に少年に会うのは、中央部で……という事になるか」


「そうですね……じゃあ、行きましょうか」


そう言ってチラリと見た、理沙の墓。


バベルの塔に行く前に、ここに来て良かった。