それから、俺は色んな事を考えながら、ひたすらバトルガチャを引き続けた。
黒井を倒して、手に入れた賞金を使って購入したバトルチケット約130枚。
ずっと引き続けるのは流石に時間が掛かる。
「本当に……あの塔の頂上に行けば、元の世界に帰れるんでしょうか?」
考えれば考えるほど、その根拠のない希望が怪しく思えて来る。
この街で一番強い「死神」……恵梨香さんがそう言っていたから、あの時の俺はそう信じていたけど、今考えるとどこからその考えが出たんだろうと不安さえ覚える。
「さあな。私は行った事もないし、誰かが行ったという話も知らないから、わからない」
……そうだよな。
あの塔の頂上に何があるかなんて、誰も知らないんだよ。
「わからないから行くんじゃないか。その為に、何があるのかを想像するのは自由だろう?行こうと思わなければ、それぞれの軍に分かれて延々と殺し合いを続けるだけだ。それを脱したいと思う事が、バベルの塔に向かう動機でも……良いじゃないか」
戦いに取り憑かれ、この街のシステムに組み込まれてしまえば……黒井や松田のように、現状の維持を考えるようになるんだな。
黒井を倒して、手に入れた賞金を使って購入したバトルチケット約130枚。
ずっと引き続けるのは流石に時間が掛かる。
「本当に……あの塔の頂上に行けば、元の世界に帰れるんでしょうか?」
考えれば考えるほど、その根拠のない希望が怪しく思えて来る。
この街で一番強い「死神」……恵梨香さんがそう言っていたから、あの時の俺はそう信じていたけど、今考えるとどこからその考えが出たんだろうと不安さえ覚える。
「さあな。私は行った事もないし、誰かが行ったという話も知らないから、わからない」
……そうだよな。
あの塔の頂上に何があるかなんて、誰も知らないんだよ。
「わからないから行くんじゃないか。その為に、何があるのかを想像するのは自由だろう?行こうと思わなければ、それぞれの軍に分かれて延々と殺し合いを続けるだけだ。それを脱したいと思う事が、バベルの塔に向かう動機でも……良いじゃないか」
戦いに取り憑かれ、この街のシステムに組み込まれてしまえば……黒井や松田のように、現状の維持を考えるようになるんだな。



