名鳥が早々に酔い潰れ、雪子さんが服を脱ぎ、西園寺のおっさんの薄い髪の毛が散り、飲み会はカオス状態。
二時間もすれば、皆疲れが出たのか、店内で眠りに就いてしまった。
狩野は名鳥に付いていると言って、残された俺は皆を残して外に出た。
「それにしても皆凄かったな。俺も何年かしたら、ああなるのかな」
出来ればそうなりたくないと思いながらも、この街から出られなければ意味がないと、道を歩きながら考える。
この街のどこにいても、白く輝く塔を見る事が出来て、その存在感を改めて認識する。
思えば、この街はどこにいても地獄みたいで、他軍の人とこんなに仲良くなれるなんて考えもしなかった。
恵梨香さんが与えてくれた希望が、俺だけでなく、皆に広まって行ったんだ。
「絶対に……行かなきゃな。あの頂上に」
立ち止まって見上げたバベルの塔。
強く、そう決意した時、背後から誰かが走って来る足音が聞こえた。
「こらーっ!どこに行くつもりだ少年!」
そう言って抱き着いて来たのは……吹雪さん!?
体当たりするように飛び付かれて、俺は踏み止まれずにそのまま地面に押し倒された。
二時間もすれば、皆疲れが出たのか、店内で眠りに就いてしまった。
狩野は名鳥に付いていると言って、残された俺は皆を残して外に出た。
「それにしても皆凄かったな。俺も何年かしたら、ああなるのかな」
出来ればそうなりたくないと思いながらも、この街から出られなければ意味がないと、道を歩きながら考える。
この街のどこにいても、白く輝く塔を見る事が出来て、その存在感を改めて認識する。
思えば、この街はどこにいても地獄みたいで、他軍の人とこんなに仲良くなれるなんて考えもしなかった。
恵梨香さんが与えてくれた希望が、俺だけでなく、皆に広まって行ったんだ。
「絶対に……行かなきゃな。あの頂上に」
立ち止まって見上げたバベルの塔。
強く、そう決意した時、背後から誰かが走って来る足音が聞こえた。
「こらーっ!どこに行くつもりだ少年!」
そう言って抱き着いて来たのは……吹雪さん!?
体当たりするように飛び付かれて、俺は踏み止まれずにそのまま地面に押し倒された。



