殺戮都市~バベル~

そして、なぜか親睦会という名目で、飲み会をするという事に。


皆でコンビニに繰り出して、酒やジュース、食べ物を大量に買い漁って、雰囲気だけでもと、近くの居酒屋に入って宴会が始まった。


酒を飲む大人に混じって、学生の俺と狩野は、ジュースを飲みながらお菓子をつまむ。


「そうなんだよ!俺がさ、松田の脚をこのショットガンで吹っ飛ばしてさ、真治君がPBMを破壊したんだよね!ま、ナイスアシストってやつ?」


「なにそれ!ショットガンとかずるくない!?正々堂々と近接戦闘をしてこその戦いでしょうが!」


「何言ってんの!俺の槍さばきはこの街一番だぞ!?」


話の中心は、主に名鳥と雪子さん。


やっぱりこの街の共通の話題と言えば、どれだけ強いかという事や、戦いにどんな美学を持っているかという事。


元の世界で自分がどうだったとか、話す人はほとんどいない。


「それにしても良くやるわね。大人達って、お酒を飲めば仲良くなれるのかしら」


その光景を冷ややかな目で見ていた狩野が、ジュースを一口飲んで俺に尋ねた。


「い、良いんじゃないかな?仲が悪いよりは全然マシだし。それに、飲みたくない人はもう帰ったからさ」


沼沢と平山、里奈さんに香月は一足先に帰って、進軍の準備を始めるとの事で、この飲み会には参加していなかった。