殺戮都市~バベル~

大友達と話した後、コンビニで弁当とバトルチケットを買い、西園寺のおっさんに連絡を取った。


おっさんが来るまで弁当を食べて、恵梨香さんとこれからの事を話す。


まず、各軍の主要メンバーを集めて、バベルの塔に向かう作戦を立てる。


それと同時に、俺が南軍に向けて連合軍に参加すると表明し、バベルの塔攻略の準備に入る。


そして、時間が来たら全軍一斉にバベルの塔へと向かうというのが大まかな流れだ。


不安はあるよな。


こんな大規模な作戦は初めてだし、いつも自分の事で精一杯だった俺が、軍隊を率いて戦うなんて出来るのかどうか。


俺じゃなくて、他の人の方が良いような気がするよ。


そんな事を考えながら弁当を食べていると、ビルからビルへと飛び移る、マントを羽織った人物がこちらに向かって来ているのが見えた。


頭に布を巻き、ゴーグルを装着した無駄にカッコいいおっさんが、ハルベルトを握り締めて俺達の前に着地したのだ。


「おお、真治君。ようやくお目覚めか。わしに頼みがあると言っていたが、一体どんな頼みなんじゃ?」


ゴーグルを上げて、ニヤッと笑ったおっさん。


「西園寺、お前にやってもらいたい事があるんだ」


そんなおっさんに、恵梨香さんが話し始めた。