「わかってますよ。何も決闘するメリットがない……」
そう恵梨香さんに返事をしようと、顔を上げた時……俺は屋上に繋がるドアの向こうに、弓を構えて立っている男の姿に気付いたのだ。
「嘘だろ!?」
俺が叫ぶより早く、放たれた矢が、一直線に恵梨香さんへと向かって行く。
反応が遅れた!
恵梨香さんも反応出来ていない!
慌てて日本刀を恵梨香さんの顔の前に持って行こうとするけど……それよりも速く、狩野の右手が飛んで来た矢を掴んだのだ。
この瞬間、こいつは俺達を狙っていたやつではないと感じたけど、黒井が俺達の居場所を教えたのだという事はわかった。
「のんびりもしていられないようね。向こうが真治君の居場所を知る事が出来るなら、狙われ続けるというのは仕方ないけれど」
矢から手を離し、日本刀を抜いた狩野が、外にいた男に斬り掛かる。
男は狩野の動きに、反応すら出来ない様子で、あっさりと斬り捨てられた。
「私達が狙われれば狙われるほど、ソウルを多く稼げるという事だ。少年は大人しく見ていろ。襲って来る敵は、私と狩野でどうにかする」
外に飛び出した俺と恵梨香さん。
だけどそこは既に……20人ほどの南軍に囲まれていたのだ。
そう恵梨香さんに返事をしようと、顔を上げた時……俺は屋上に繋がるドアの向こうに、弓を構えて立っている男の姿に気付いたのだ。
「嘘だろ!?」
俺が叫ぶより早く、放たれた矢が、一直線に恵梨香さんへと向かって行く。
反応が遅れた!
恵梨香さんも反応出来ていない!
慌てて日本刀を恵梨香さんの顔の前に持って行こうとするけど……それよりも速く、狩野の右手が飛んで来た矢を掴んだのだ。
この瞬間、こいつは俺達を狙っていたやつではないと感じたけど、黒井が俺達の居場所を教えたのだという事はわかった。
「のんびりもしていられないようね。向こうが真治君の居場所を知る事が出来るなら、狙われ続けるというのは仕方ないけれど」
矢から手を離し、日本刀を抜いた狩野が、外にいた男に斬り掛かる。
男は狩野の動きに、反応すら出来ない様子で、あっさりと斬り捨てられた。
「私達が狙われれば狙われるほど、ソウルを多く稼げるという事だ。少年は大人しく見ていろ。襲って来る敵は、私と狩野でどうにかする」
外に飛び出した俺と恵梨香さん。
だけどそこは既に……20人ほどの南軍に囲まれていたのだ。



