そんな、反撃の手段がないまま移動した俺達は、一度ビルの中に入る事に。
中心地はすぐそこで、戦闘が終了するまでの待機も兼ねて。
謎の狙撃手も、ビルの中に入ってしまえば追って来る事はしないだろうという恵梨香さんの判断だ。
「ふぅ……何発かかすったが、それほど大した怪我ではないな。狩野も少年も大丈夫か?」
良く見れば、腕や足に何箇所か切り傷がある恵梨香さん。
「私は問題ないわね。問題があるとすれば……」
無傷の狩野はさすがとしか言いようがないな。
それに比べて俺は……。
転んだ拍子に頭を地面に擦り、防ぎ切れなかった矢が、これでもかと言うほど制服を切り裂いていて、見た目にはボロボロ。
「どうした少年。あんな矢を見切れないとは、星5レアが泣くぞ?」
恵梨香さんもかすってるじゃないか……と反論したかったけど、俺よりも全然軽傷だし、何も反論出来ない。
「何でしょう……近くに来たら見えるし、反応も出来るんですけど、遠くだと見えないって言うか……」
言い訳に聞こえるかもしれないけど、本当に近くじゃないと反応出来ないのだから仕方がない。
「真治君は、完全な近接戦闘型なのね。だから近距離での動きには反応出来るけど、あのレベルの速さの矢には弱いのよ。私はその範囲が少し広いだけだと思うわ」
中心地はすぐそこで、戦闘が終了するまでの待機も兼ねて。
謎の狙撃手も、ビルの中に入ってしまえば追って来る事はしないだろうという恵梨香さんの判断だ。
「ふぅ……何発かかすったが、それほど大した怪我ではないな。狩野も少年も大丈夫か?」
良く見れば、腕や足に何箇所か切り傷がある恵梨香さん。
「私は問題ないわね。問題があるとすれば……」
無傷の狩野はさすがとしか言いようがないな。
それに比べて俺は……。
転んだ拍子に頭を地面に擦り、防ぎ切れなかった矢が、これでもかと言うほど制服を切り裂いていて、見た目にはボロボロ。
「どうした少年。あんな矢を見切れないとは、星5レアが泣くぞ?」
恵梨香さんもかすってるじゃないか……と反論したかったけど、俺よりも全然軽傷だし、何も反論出来ない。
「何でしょう……近くに来たら見えるし、反応も出来るんですけど、遠くだと見えないって言うか……」
言い訳に聞こえるかもしれないけど、本当に近くじゃないと反応出来ないのだから仕方がない。
「真治君は、完全な近接戦闘型なのね。だから近距離での動きには反応出来るけど、あのレベルの速さの矢には弱いのよ。私はその範囲が少し広いだけだと思うわ」



