泣きじゃくる恵梨香さんを抱き締めたまま、しばらく時間が流れた。
ドンドンとドアを叩き続ける内藤さんも、諦めたのか静かになり、恵梨香さんも落ち着いたようで、服を着る。
黒いライダースーツ。
ではなく、ホットパンツにタンクトップというラフな格好。
髪を後ろで束ねて、以前の恵梨香さんとは少し印象が変わったように思える。
「内藤さん、すみません。もう入っても大丈夫ですよ」
ドアを開けて外を見てみると、店の前で体育座りをして、恨めしそうに俺を見詰める内藤さん。
「……本当にさ、俺を何だと思ってるわけ?理由を話してくれなかったら、いい加減拗ねちゃうよ?」
「す、すみません……仲間がいたから、ちょっと盛り上がって。早く中に入ってください」
「だったらもっと早くに入れてほしかったな」
拗ねる内藤さんを何とかなだめながら、俺は店内に戻った。
恵梨香さんはカウンターの向こう側に移動していて、グラスに注いだ水を飲んでいる。
「なかなか雰囲気が良い店じゃないか。俺、こういう店好きよ」
店内をキョロキョロと見回し、カウンターの向こう側にいる恵梨香さんを見付けると、俺を押し退けてカウンター席へと走った。
ドンドンとドアを叩き続ける内藤さんも、諦めたのか静かになり、恵梨香さんも落ち着いたようで、服を着る。
黒いライダースーツ。
ではなく、ホットパンツにタンクトップというラフな格好。
髪を後ろで束ねて、以前の恵梨香さんとは少し印象が変わったように思える。
「内藤さん、すみません。もう入っても大丈夫ですよ」
ドアを開けて外を見てみると、店の前で体育座りをして、恨めしそうに俺を見詰める内藤さん。
「……本当にさ、俺を何だと思ってるわけ?理由を話してくれなかったら、いい加減拗ねちゃうよ?」
「す、すみません……仲間がいたから、ちょっと盛り上がって。早く中に入ってください」
「だったらもっと早くに入れてほしかったな」
拗ねる内藤さんを何とかなだめながら、俺は店内に戻った。
恵梨香さんはカウンターの向こう側に移動していて、グラスに注いだ水を飲んでいる。
「なかなか雰囲気が良い店じゃないか。俺、こういう店好きよ」
店内をキョロキョロと見回し、カウンターの向こう側にいる恵梨香さんを見付けると、俺を押し退けてカウンター席へと走った。



