「フッ……昔は苦労したポーンも、今となっては虫けら同然だな。準備運動にもなりやしない」
内藤さんは、一度ポーンに上半身を食われてるからなあ。
よほど恨みがあるに違いない。
「俺達が強くなり過ぎてるんですよ。それでも弱い人達には、脅威である事は変わりありませんからね」
他にポーンはいないかと、辺りを見回して確認してみると……電柱の陰、他のポーンと比べて、明らかに身体が小さいポーンが、こちらを警戒するように見ていたのだ。
あの個体は……中央部を抜ける時に、一匹だけ逃げたやつ?
他のポーンと行動が違っていたから、鮮明に覚えてるよ。
「むむっ!電柱の陰に隠れやがって!シンペロを狙っているのか!?このストーカーめっ!」
内藤さんもそれに気付き、拳を震わせて声を上げた。
するとそのポーンは、ビクッと驚いたように身体を震わせ、俺達に襲い掛かろうともせずに、背中を向けて逃げ出したのだ。
……なんだ、あのポーン。
人間を見たら襲って来る、今までのポーンとは明らかに違う。
そして、少し離れて振り返り、俺の方をジッと見詰めている。
「内藤さん、ちょっと変じゃないですか?あのポーン、全然襲って来る気配がない」
内藤さんは、一度ポーンに上半身を食われてるからなあ。
よほど恨みがあるに違いない。
「俺達が強くなり過ぎてるんですよ。それでも弱い人達には、脅威である事は変わりありませんからね」
他にポーンはいないかと、辺りを見回して確認してみると……電柱の陰、他のポーンと比べて、明らかに身体が小さいポーンが、こちらを警戒するように見ていたのだ。
あの個体は……中央部を抜ける時に、一匹だけ逃げたやつ?
他のポーンと行動が違っていたから、鮮明に覚えてるよ。
「むむっ!電柱の陰に隠れやがって!シンペロを狙っているのか!?このストーカーめっ!」
内藤さんもそれに気付き、拳を震わせて声を上げた。
するとそのポーンは、ビクッと驚いたように身体を震わせ、俺達に襲い掛かろうともせずに、背中を向けて逃げ出したのだ。
……なんだ、あのポーン。
人間を見たら襲って来る、今までのポーンとは明らかに違う。
そして、少し離れて振り返り、俺の方をジッと見詰めている。
「内藤さん、ちょっと変じゃないですか?あのポーン、全然襲って来る気配がない」



