「真治ーっ!あー、もうっ!全然顔見せないんだから!心配したよぅ!」
しばらくして、俺を迎えに来たのは雪子さんだった。
会うなり抱きついて、その大きな胸が俺の身体を圧迫する。
「ち、力が……つ、強いです」
「な、なんて羨ましいんだ!俺もその大きな胸に襲われたい!」
苦しむ俺の横で、内藤さんが悔しそうに地団駄を踏んで声を上げた。
い、いや、これはそんな事を考える余裕がないくらいに……きつい。
「いやあ、本当にどれくらいぶり?聞いたよ聞いたよー。北軍の松田と戦って、死んじゃったってさ」
満面の笑顔で俺の肩をバンバンと叩いて、恵梨香さんに聞いたであろう話をし始める雪子さん。
この人は……変わってないな。
豪快で無邪気なんだけど、頼りになるオーラを出してると言うか。
一緒にいると、安心出来る数少ない人だ。
「お嬢さん、はじめまして。俺は内藤大地。見ての通りの英国紳士です。出来れば俺にもそのダイナマイツ!なおっぱいをグイグイ押し付けた情熱的なハグを……」
そう言って、英国紳士のカケラも感じられない容姿の内藤さんが雪子さんに迫る。
でも、そこは雪子さんだった。
笑顔で太刀を抜くと、内藤さんの股間にそれをあてがい、冷たく言い放った。
「その口を閉じないと、股間にぶら下がってるお粗末な物を斬り落とすぞ?」



