殺戮都市~バベル~

あのルークと戦っているなんて……一体誰が。


いや、それならそれで、助けに入らないと無駄に死人を出すだけだ。


「じゃあ内藤さん!俺が一緒に戦います!それなら、そんな格好をしてても大丈夫でしょ!」


俺がそう言うと、内藤さんは目を潤ませて俺を見詰めた。


「しょ、少年。俺達は友達なんだな。いや、もうソウルメイトと呼んでもおかしくない。これからは……真ちゃんって呼んでも……良いかな?」












何照れながら気味の悪い事を言ってるんだこのおっさんは!!


「好きにしてください!俺は先に行きますからね!」


「ああっ!待ってよシンシン!」


真ちゃんじゃなかったのかよ……と、心の中で呟いて、俺は日本刀を手に取り駆け出した。


距離にして500メートル程。


そこに、ルークと戦っているやつがいる。


弁当を食べて、体力は回復した。


地面を蹴る足にも力が入る。


もっと、もっと速くと、力いっぱい地面を蹴り、トップスピードに。


時間にして……僅か15秒。


ルークに近付いた俺が見たものは……。


20人ほどの南軍人間が、ルークと戦っている姿だった。


そして、その部隊を指揮していた人物は……。