殺戮都市~バベル~

確か、この近くにコンビニがあったはずだ。


そこで弁当を買おう。


PBMのマップを確認して、近くのコンビニを確認した俺は、歩道を歩いてその場所へと向かった。


でも、歩き始めてすぐに、それは起こった。


ドンッ!


と、前から歩いて来た人にぶつかって、よろめいた俺は、車道に倒れ込んでしまったのだ。


「あいたた……す、すみません」


今のは……PBMを見ていて前を見ていなかった俺が悪いよな。


そう思ったから謝ったのに……。


「おうおう!テメェ!どこに目を付けて歩いてんだ!?あぁん!?」


ん?


どこかで見た事があるぞこいつ。


神谷くらいのガタイで、いかにもといった悪役顔。


あ、こいつは確か、以前もここで黒井に喧嘩を売ったやつだ。


「いや、本当にすみません。前を見てなかった俺が悪かったんです」


「そんなもんで済むと思ってんのか!?決闘だ。テメェをぶっ殺さなきゃ俺の気が済まねえ!」


そう言って男は、PBMを取り出して俺に決闘の申し込みをしたのだ。


「あいつ……田中じゃねえのか?ほら、最近星4レアを引いたっていう」


「可哀想……あの子、とんでもないやつに目を付けられたわね」