殺戮都市~バベル~

神谷のウエポンブレイク。


これが決まりさえすれば、松田の鞭を破壊する事が出来る!


武器レベルが半分になれば……どれだけ松田が強くても、俺や名鳥の方が強くなるんだ。


PBMで瞬間回復をし、左脚が元に戻る。


「やれるか?少年。瞬間回復も後一回しか出来ないぞ」


川崎達を倒して、ソウルを三つ手に入れたとは言え、回復の為にすぐにそれも使った。


さらに松田戦で既に二回。


余裕があるとは思えないけど……やるしかないよな。


「やりますよ。神谷の攻撃を当てさえすれば良いんでしょ」


恵梨香さんの問いに答えながら、神谷の方を見ると……そこには、一つ一つの筋肉の形がはっきりとわかるほど、力を込めている神谷の姿があった。


す、凄いなこの筋肉は。


思わず見とれてしまった肉体美。


俺もこんな男らしい身体になりたいと、何度思った事か。


「一振りだ。その時間だけで良いから、鞭を大人しくさせてくれ」


鬼気迫る表情でそう呟いた神谷に、俺は頷いた。


「わかった……待ってる」


神谷にそう言い、日本刀を握り締めた俺は……松田に向かって駆け出した。


神谷の攻撃が決まれば、後1分もしないうちに決着がつくだろう。