殺戮都市~バベル~

仲が良いのか悪いのか、お互いに文句を言いながらステージに向かって歩く。


裸にされた女の子は、怯えた様子で、近付く俺達を見ていた。


「い、いや……来ないで!来ないでよ!」


反狂乱で騒ぎ立て、ジリジリと後退りをする。


手が後ろで縛られているから、色んな所が丸見えなんだけど……それをなるべく見ないように目を逸らして、俺も近付く。


「大丈夫大丈夫、安心しなよ。私達は敵じゃないからさ。東軍に返してあげるからさ、ほら、立って」


「いや、吹雪。今立てば、大事な所が丸見えになってしまうぞ?衣類を与えるべきだが……」


意識しないようにと思っても、チラチラと見てしまい、徐々に前屈みに。


「仕方ないな。吹雪、お前の服を貸してやれ」


「えーっ!無理無理!この下は下着だもん。ほらほら、どうよ?恵梨香こそ貸してあげれば!?」


「バ、バカを言うな!私もこの下は下着だ!ほら、見てみろ!」


吹雪さんがパーカーを捲くり上げて、人間の頭ほどもある大きな胸を支えているブラジャーを見せ、死神はライダースーツのジッパーを下げ、吹雪さんには負けるけど、これまた大きな胸を包むブラジャーを見せ付けていた。


な、何なんだこの状況は!!