そして……ルークが学校に向かって歩き出した。
建物を自らの手で壊す事がない化け物だけど、もしも体育館や渡り廊下の上にいる俺達が見付かった場合はどうなるのか。
そんな不安がある中で、俺と名鳥も学校の近くへと向かっていた。
「ルークが学校に近付けば、多少なりとも混乱が発生するから、それに乗じて侵入しろとか……恵梨香ちゃんもなかなか適当な作戦を立てるねえ」
「仕方ないですよ。どんな状況か知ってる北軍の人が、それくらいしか侵入する手がないって言ってるんですから」
「……恵梨香ちゃんを信頼してんのね。坊主は」
それは当然だよ。
俺にとって恵梨香さんは、師匠みたいなもので、そして……友達なんだから。
「でも、学校に侵入って、俺達は校舎の中に入るわけじゃないですからね。結局外にいるわけだから、ルークに見付かると暗殺どころじゃありませんよね」
「ああ、絶対に見付かるわけにはいかねえな。見付かれば、その時点で作戦失敗だ」
学校の近く、民家に隠れて、ルークが通り過ぎるのを待つ。
俺達の作戦は、ルークが学校の前を通り過ぎたのを確認してから、民家の屋根から体育館の屋根に飛び移るという物だった。
建物を自らの手で壊す事がない化け物だけど、もしも体育館や渡り廊下の上にいる俺達が見付かった場合はどうなるのか。
そんな不安がある中で、俺と名鳥も学校の近くへと向かっていた。
「ルークが学校に近付けば、多少なりとも混乱が発生するから、それに乗じて侵入しろとか……恵梨香ちゃんもなかなか適当な作戦を立てるねえ」
「仕方ないですよ。どんな状況か知ってる北軍の人が、それくらいしか侵入する手がないって言ってるんですから」
「……恵梨香ちゃんを信頼してんのね。坊主は」
それは当然だよ。
俺にとって恵梨香さんは、師匠みたいなもので、そして……友達なんだから。
「でも、学校に侵入って、俺達は校舎の中に入るわけじゃないですからね。結局外にいるわけだから、ルークに見付かると暗殺どころじゃありませんよね」
「ああ、絶対に見付かるわけにはいかねえな。見付かれば、その時点で作戦失敗だ」
学校の近く、民家に隠れて、ルークが通り過ぎるのを待つ。
俺達の作戦は、ルークが学校の前を通り過ぎたのを確認してから、民家の屋根から体育館の屋根に飛び移るという物だった。



