花「ふぅ、冷斗、起きて。...冷斗!」





冷斗「...ん、花?」





あ、起きた





私の必死の呼び掛けに、うっすら目を開けた冷斗





珍しく1回で起きてくれた!





花「冷斗?朝だから起きて?」





冷斗「...やだ。寝る」





゙やだ゙って何それかわい....じゃなくて!!





花「冷斗!本当に遅刻するわよ?」





冷斗「......」





焦って布団を無理矢理奪い取ると、渋々起き上がってくれた





....段々頭が冴えてきたみたい





遅刻しなくてすむわ、と安堵している私を、冷斗が真剣な顔で見ていた





花「……なに?」