翔太は

優しくて、でも怒ると暴れて

強くて、でもすごい弱い人だった。


笑うと目がなくって
にこーって、
キラキラしてて
こっちまで幸せになる笑顔だった。


背が高くって、
いつもあたしは見上げていた。

広い安心する背中を
あたしはいつも枕にした。

大きな手はあたしの手を握り
頭をなでた。



永遠に18歳の翔太は

2月8日。

あたしが出て行った日に

ビルから飛び降りて、

いなくなった


くすりを使用していた

自分がわからなくなったのか
空を飛びたかったのか
雪が綺麗でのぞいたのか、


翔太はいなくなった。