家族はママとママの彼氏。
あたしは一人っ子だった。

ママはホステスで夜は
ママの彼氏かママの友達か
ばあちゃんちだった。

いつも空想してた。
そやって時間を潰した

ママは大好きで大嫌いだった。
甘えるのが下手だったあたしは
いつも反抗してた。

ママの彼氏は優しかった。
だけど、嫌いだった。
ママが気持ち悪く見えるから
ママじゃなかったから。


でも今ならわかる。

女ってきっとそうゆう生き物

あたしもどろどろで、
生臭いんだ。

こどもがいても、母になりきれない
きたないおんな なんだ。