たった一人の女の子のために....



?「カナちゃん!おはよっ」

後ろから友達の声がした

「おはよう由奈」

今日も由奈は可愛いなぁ....
私の友達、納屋由奈(ナヤ ユナ)。
同じクラスなんだ。

由奈「教室いこう?」

「ぅん!」

由奈「ねぇ、カナちゃん?」


由奈が質問したげな顔に私の顔をのぞきこんだ

「なに?」

由奈「流希(リュウキ)って知ってる....?」

今日の由奈なんかふわふわしてるけど大丈夫なのかな??

「知らないよ?」

由奈「えっ?!そうなの?!今日うちのクラスにその人たち転入してくるんだよー!暴走族ってかっこいいよね~」

「そっ、そうだね」


私は由奈のはしゃぎに苦笑いした




キーンコーンカンコーン



チャイムがなった


「由奈私席戻るね」

由奈「ぅん。また後でね」


先生「HR始めるぞ~。早く自分の席もどれよー」


先生の号令でみんな自分の席に戻る。



先生「えーっと、転校生を紹介する。入ってこい。」


流希ってどんな暴走族??なんだろ....



「流希の総長の柳沢 欄(ヤナザワ ラン)だ。」



「同じく副総長の鮎澤 卓(アスユザワ タク)です。」



「幹部の沢辺 隆信(サワベ リュウシン)」


「幹部の川波 霧都(カワナミ キリト)」


「川波 龍斗(カワナミ リュウト)。霧都の双子の弟で僕も幹部だよー!みんなよろしくね((にこっ」



先生「えーと、お前らの席は遠山の周りな。遠山、校内案内してやれ。それじゃHR終わる」

あー、なんか嫌な予感しかしない....
これから私はどうなるんだろーか