「狼君は、今日は忙しいの?」
「うん。今日は顧客に送る、秋の新作のブランドカタログの打ち合わせ。こっちはお偉いさんも参加するから疲れるよ」
打ち合わせで席を立っている部長のディスクから椅子を拝借した狼君が、フーフーしながらホットミルクを飲んでいる。
そのリラックスした、のんびりとした緩んだ顔は極上に可愛いと思う。
私も息を吹きかけながら、ちょっとチョコの色でマーブル状になった表面に息を吹きかけながらミルクを飲む。
でもそうか、忙しいなら――ランチは誘えないな。
「でも、あと10分はのんびりホットミルクを飲む時間はあります」
「じゃあ、狼君も美国さんのデザイン見てくれる? 私のと見比べて欲しいな。本人が嫌いとか好きとかは置いといて」
「それは厳しいけど、見るだけなら」
私は、猫の好きなお魚を壁一面に水族館みたいに描いて、天井に窓を作る予定だった。
天井から射し込む陽の光が、壁に当たれば水面を照らすように輝き、海の中にいるようなデザインで、キャットタワーはドーナツやらケーキ。テーブルはチョコで、ソファはエクレア。
お菓子の国に、海の中とか、私の好きな要素を詰め込んだだけ。
自分でも、テーマが纏まってない様な気がするし、子供っぽくてダサいと言われたら言い返せない。
「うん。今日は顧客に送る、秋の新作のブランドカタログの打ち合わせ。こっちはお偉いさんも参加するから疲れるよ」
打ち合わせで席を立っている部長のディスクから椅子を拝借した狼君が、フーフーしながらホットミルクを飲んでいる。
そのリラックスした、のんびりとした緩んだ顔は極上に可愛いと思う。
私も息を吹きかけながら、ちょっとチョコの色でマーブル状になった表面に息を吹きかけながらミルクを飲む。
でもそうか、忙しいなら――ランチは誘えないな。
「でも、あと10分はのんびりホットミルクを飲む時間はあります」
「じゃあ、狼君も美国さんのデザイン見てくれる? 私のと見比べて欲しいな。本人が嫌いとか好きとかは置いといて」
「それは厳しいけど、見るだけなら」
私は、猫の好きなお魚を壁一面に水族館みたいに描いて、天井に窓を作る予定だった。
天井から射し込む陽の光が、壁に当たれば水面を照らすように輝き、海の中にいるようなデザインで、キャットタワーはドーナツやらケーキ。テーブルはチョコで、ソファはエクレア。
お菓子の国に、海の中とか、私の好きな要素を詰め込んだだけ。
自分でも、テーマが纏まってない様な気がするし、子供っぽくてダサいと言われたら言い返せない。



