思わず大声をあげてしまったのは、私がときどき猫の特集の時だけ飼っているペット雑誌だった。
今回は血統書つきの世界に猫特集で、絶対に買おうと思っていたんだ。
「新刊コーナーで、残り一冊でしたよ。入荷が少ない雑誌は取り置きしてもらった方が良いですよ」
「愚問過ぎる。当たり前だ。この雑誌はマニアの中では――」
ん?
振り向くと、美国笙が口を押さえて横を向いている。
紺野さんも何故か下を向いて震えているし。
首を傾げるも、二人が動こうとしないので狼君と二人、怪しみながらも歩き出す。
「そろそろ応募者全員大サービスがつくと思ってたから超嬉しい。ありがとう」
「えー。もしや、また猫グッズが増えるんですか? 先輩の部屋の何処に置くつもりですか?」
「大丈夫。なんなら引っ越すことも検討しよう」
「昨日はあんなに渋っていたくせに」
ただ私は、狼君といつもみたく他愛もない話をしていたつもりだった。
だけど、一人だけ私を睨むのが背中を向けていたも分かった。
美国笙。
本当にあの人が何を考えているか分かりません。
今回は血統書つきの世界に猫特集で、絶対に買おうと思っていたんだ。
「新刊コーナーで、残り一冊でしたよ。入荷が少ない雑誌は取り置きしてもらった方が良いですよ」
「愚問過ぎる。当たり前だ。この雑誌はマニアの中では――」
ん?
振り向くと、美国笙が口を押さえて横を向いている。
紺野さんも何故か下を向いて震えているし。
首を傾げるも、二人が動こうとしないので狼君と二人、怪しみながらも歩き出す。
「そろそろ応募者全員大サービスがつくと思ってたから超嬉しい。ありがとう」
「えー。もしや、また猫グッズが増えるんですか? 先輩の部屋の何処に置くつもりですか?」
「大丈夫。なんなら引っ越すことも検討しよう」
「昨日はあんなに渋っていたくせに」
ただ私は、狼君といつもみたく他愛もない話をしていたつもりだった。
だけど、一人だけ私を睨むのが背中を向けていたも分かった。
美国笙。
本当にあの人が何を考えているか分かりません。



