ワンコorオオカミですか!?


「分かった。善処する。だが、正式に向こうの猫カフェのオーナーから俺の猫に対しての安全面でのデザインは認めてもらえた。お前の力には慣れると思う」
何か――こんなオオカミみたいな人が『猫に対しての安全性』とか言うと、似合わなすぎて肩の力が抜けてしまうそう。

そう言えば、私も美国笙のデザイン、見たことなかったな。

どんなイメージかも分からないし。

「前の会社は親族経営だったから、貴方が言う『お子様のデザイン』を私が描いても周りが形にしてくれました。だから、私も本当は今回の企画は、知らない人といっぱい関わらなければいけないのはちょっと怖いです」

美国笙はもっと怖いですけど。
でも、色んな経験をしたり企画のリーダーをしてきたであろう美国笙がサポートしてくれるなら、土下座しなくてはいけないのは私なんだってのは分かっている。
できれば、頼みたくないけど。