そのまま家へは帰らずに、狼君のマンションへ向かう。
今日の御礼と謝罪と――美国笙の事は狼君には心配かけたくないから黙っておこう。
狼君は同じ部署なのだから特に、関係がこれ以上こじれたらいけないし。
狼君のマンションの下、オートロックの解除前で部屋番号を押していた時だった。
丁度、綺麗な女の人が自動ドアから出てきたので、チャンスとばかりに閉まる前に中へ入った。
柴田さんや木田さんみたいに、綺麗に巻かれた髪に香水。
流石、狼君のマンションだ。住んでいる人からしてオシャレだ。
そのまま狼君の部屋へ向かい、インターホンを押した。
『何? 忘れ物?』
「じゃーん。サンタに会いに来たよー」
忘れ物? とは疑問に思ったけれど、そんなことよりサンタに早く会いたかった。
中で、バッタンガタンと大きな音がした後、真っ青な顔で狼君がドアを開けた。
「違いますからね、さっきのは猫好きのただの友達だから。何でもないただの友達ですからね」
「んん? さっきの人が友達? 1階で擦れ違った人?」
今日の御礼と謝罪と――美国笙の事は狼君には心配かけたくないから黙っておこう。
狼君は同じ部署なのだから特に、関係がこれ以上こじれたらいけないし。
狼君のマンションの下、オートロックの解除前で部屋番号を押していた時だった。
丁度、綺麗な女の人が自動ドアから出てきたので、チャンスとばかりに閉まる前に中へ入った。
柴田さんや木田さんみたいに、綺麗に巻かれた髪に香水。
流石、狼君のマンションだ。住んでいる人からしてオシャレだ。
そのまま狼君の部屋へ向かい、インターホンを押した。
『何? 忘れ物?』
「じゃーん。サンタに会いに来たよー」
忘れ物? とは疑問に思ったけれど、そんなことよりサンタに早く会いたかった。
中で、バッタンガタンと大きな音がした後、真っ青な顔で狼君がドアを開けた。
「違いますからね、さっきのは猫好きのただの友達だから。何でもないただの友達ですからね」
「んん? さっきの人が友達? 1階で擦れ違った人?」



