「どういう意味ですか?」
丁度、エレベータが上がって来て、二人で乗り込む。
紺野さんは鏡で髪を整えながら、口を尖らせて言う。
「私と居た時と全然違うんだもの。でも、中身は絶対変わってないわよ。あんな犬みたいなふりしてるけど、絶対に美国笙の方が可愛いわ」
「ひいい。あの人が可愛い?」
狼君云々はよく分からなかったけど、美国笙が可愛いってのはもっと分からない。
1ミリも可愛い要素はない。
「仕事が出来てはっきりズバズバ言うし、冷たそうな見た目から、勝手に周りが距離を置いているだけでしょ? 格好いいのに気さくに話せないから、王子だのなんだの言って近づけない理由を自分たちで作ってるだけ」
「私、かなりキツイこと言われましたけど」
独り歩きではないかと。
火の無い所にナントカカントカ。
「あら、地山さん、本当の事じゃない。言われて悔しいとか、恥ずかしいって思うなら、貴方何か努力してるの?」
丁度、エレベータが上がって来て、二人で乗り込む。
紺野さんは鏡で髪を整えながら、口を尖らせて言う。
「私と居た時と全然違うんだもの。でも、中身は絶対変わってないわよ。あんな犬みたいなふりしてるけど、絶対に美国笙の方が可愛いわ」
「ひいい。あの人が可愛い?」
狼君云々はよく分からなかったけど、美国笙が可愛いってのはもっと分からない。
1ミリも可愛い要素はない。
「仕事が出来てはっきりズバズバ言うし、冷たそうな見た目から、勝手に周りが距離を置いているだけでしょ? 格好いいのに気さくに話せないから、王子だのなんだの言って近づけない理由を自分たちで作ってるだけ」
「私、かなりキツイこと言われましたけど」
独り歩きではないかと。
火の無い所にナントカカントカ。
「あら、地山さん、本当の事じゃない。言われて悔しいとか、恥ずかしいって思うなら、貴方何か努力してるの?」



