ワンコorオオカミですか!?

お昼休み返上で狼君は作業をしているけど、私は立ち入り禁止になってしまってちょっと寂しい。

朝も起きれない私がお弁当も持っているはずもなく、朝注文していたサンドイッチを取りに行く。


「美山さん、一人でしょ?」
「たまには一緒に食べましょ」

サンドイッチを持って、ディスクに戻ろうとした私に、狼くんの御手伝いをしていた二人が声をかけてくれた。
えっと。

「柴田よ。やだぁ、本当にあまり人には興味ないのね」
「私は木田。犬飼くんは一人で集中したいみたいよ。大丈夫、クオリティもしっかりしてたよ」

同じような巻髪で、同じような甘い香水をつけて、同じくらい綺麗で優しそうな二人だった。
二人はちゃんと持参したお弁当で、冷凍食品らしきものが見つからないし、女子力がプンプン高い気配がした。いや、する。

飲み会事には全く顔を出さない私に気軽に話しかけてくれるなんて、なんて優しい人達だろうと、そのオーラに圧倒されていたら、二人の話題はもっぱら狼くんの事だった。

どうやら私から話を聞きたかっただけみたい。