いつから。
いつからかって言われたら、あの夜からだけど。
今日の夜のドキドキは一体何処から来るのだろうか。
何処で生まれたのか、それを思うと瞼の裏に浮かぶのは美国笙の部屋。
あの部屋であの人に首筋を噛まれた時からだ。
あの時から、ガラガラと音を立てて崩れてしまった。
もっと欲しい。
もっと、貴方を。私だけに。
そんな身の程知らずな欲求が怖い。
「先輩!」
降りる駅で、人ごみにまぎれながら逃げる。
見つかりたくない。
知られたくない。
貴方の理想の『先輩』像。
バラバラに壊してしまってもいいかな?
人見知りで会話もろくに続かない駄目な人間の部分を曝け出すから。
だからどうか、貴方は受け止めてくれますか?
私に触れた狼君の唇は、きっと今まで私よりも綺麗な人たちに何度も触れてきた。
その人たちと同じ行為を私にしようとしないで。
同じような彼女たちの動きは私には出来ないし、きっと狼君に厭きられてしまう。
26年間、じぶんを良く見せようとか、オシャレして可愛くしようとか、皆の輪に入って行くような努力をしてこなかったんだから。
いつからかって言われたら、あの夜からだけど。
今日の夜のドキドキは一体何処から来るのだろうか。
何処で生まれたのか、それを思うと瞼の裏に浮かぶのは美国笙の部屋。
あの部屋であの人に首筋を噛まれた時からだ。
あの時から、ガラガラと音を立てて崩れてしまった。
もっと欲しい。
もっと、貴方を。私だけに。
そんな身の程知らずな欲求が怖い。
「先輩!」
降りる駅で、人ごみにまぎれながら逃げる。
見つかりたくない。
知られたくない。
貴方の理想の『先輩』像。
バラバラに壊してしまってもいいかな?
人見知りで会話もろくに続かない駄目な人間の部分を曝け出すから。
だからどうか、貴方は受け止めてくれますか?
私に触れた狼君の唇は、きっと今まで私よりも綺麗な人たちに何度も触れてきた。
その人たちと同じ行為を私にしようとしないで。
同じような彼女たちの動きは私には出来ないし、きっと狼君に厭きられてしまう。
26年間、じぶんを良く見せようとか、オシャレして可愛くしようとか、皆の輪に入って行くような努力をしてこなかったんだから。



