ワンコorオオカミですか!?

「美国部長は、サンタが私に超懐いてて、一緒に寝たり日向ぼっこしてても、平気ですか?」

「平気って?」

「そんなに自分じゃない人に懐いていたのに、自分の前に来たら自分に甘え出したら嫌じゃないですか?」

「……プリンが不味くなる話だな」

深く溜息を吐くと美国部長はプリンにまたサランラップを巻き、冷蔵庫に仕舞うとリビングの方へ行きソファに座る。

「答えてやるから、隣に座れ」
「……? はい」

紅茶にもプリンにも手を付けていなかった私は、言われるがまま隣に座る。

「もっと寄れ」
「何でですか?」

妖しく美国部長は笑うと、片手で器用に胸元のボタンを外しだした。

はらりと肌蹴て、引き締まった胸元が見えると視線が泳いでしまう。



「お前の質問に答えてやるんだよ」

その瞬間、美国部長の影が視界を奪ったかと思うと、世界が反転した。
テーブルに必死でぶら下がっているプリンと紅茶が見える。

「お前の質問はこうだろ? こんな風に紺野と犬飼が抱きあったのが嫌なんだろ」