駅のホームを全力疾走しながら、その人物の元へ駆けよる。
「本当に来た」
「行くに決まってるじゃないですか」
「じゃあ、俺をさっき部屋に入れれば良かっただろ! 回りくどいことすんな。時間が勿体ないだろうが!」
「だから、あの家は狼君のなんです」
やっぱり謝る風にも見えないこの人に、汚く舌打ちをしたくなる。
そんな事を、私だって思ったりするんだからね。
「腕、すいませんでした」
乗り込んだ電車の中、今度は思い切り距離を取る。
まだお昼すぎだから空いていたのにも関わらず、私たちは曖昧な距離を取る。
「お前に怪我がなくて良かった、と思う事にした」
機嫌悪くそう言われると、こっちはまだ気持ちが晴れない。
「でも、美国部長が横暴なんだと思います。もう少し私をちゃんと扱って欲しいです」
「お前が憎いけどな。俺は」
「そ、そんなに睨んでも、サンタはあげませんっ」
「本当に来た」
「行くに決まってるじゃないですか」
「じゃあ、俺をさっき部屋に入れれば良かっただろ! 回りくどいことすんな。時間が勿体ないだろうが!」
「だから、あの家は狼君のなんです」
やっぱり謝る風にも見えないこの人に、汚く舌打ちをしたくなる。
そんな事を、私だって思ったりするんだからね。
「腕、すいませんでした」
乗り込んだ電車の中、今度は思い切り距離を取る。
まだお昼すぎだから空いていたのにも関わらず、私たちは曖昧な距離を取る。
「お前に怪我がなくて良かった、と思う事にした」
機嫌悪くそう言われると、こっちはまだ気持ちが晴れない。
「でも、美国部長が横暴なんだと思います。もう少し私をちゃんと扱って欲しいです」
「お前が憎いけどな。俺は」
「そ、そんなに睨んでも、サンタはあげませんっ」



