「さあて、先輩の家が見えてきましたね。明日は俺、ずっとパソコンと睨めっこですから一緒にランチしましょうね」
「私はクライアントと打ち合わせだよ。何で話を逸らすの? 仲は良くないの?」
「俺が入社した時、同じチームで働いたことがあるぐらいだよ。その時は仲が良かったかもしれないけど、でも俺は先輩一途ですし」
「私と今の話に何か関係あるの?」
どんどんどんどん頭の中にクエスチョンマークが増えて行くような狼君の返答に首を傾げる。
「ふうん。なるほどなるほど」
「先輩?」
「つまり、紺野さんは君の本性を知っている唯一無二の存在ってことだよね?」
「ちょっと難しい言葉を使ってみたかったんでしょうが、意味がずれてますから」
狼君ははっきりと違うとは言わず、私の言葉の上げ足をとるなんて益々怪しいんですけど。
あのさっぱりしてて気遣い上手な紺野さんの前では本性を見せても大丈夫だって思ったのかもしれない。
私みたいに、毎日会社に行きたくなくて遅刻ギリギリまで起きないようないい加減で頼りがいの無い先輩より。
そう思うとちょっと何だか、狼君の先輩として立場が無さ過ぎる。
「私はクライアントと打ち合わせだよ。何で話を逸らすの? 仲は良くないの?」
「俺が入社した時、同じチームで働いたことがあるぐらいだよ。その時は仲が良かったかもしれないけど、でも俺は先輩一途ですし」
「私と今の話に何か関係あるの?」
どんどんどんどん頭の中にクエスチョンマークが増えて行くような狼君の返答に首を傾げる。
「ふうん。なるほどなるほど」
「先輩?」
「つまり、紺野さんは君の本性を知っている唯一無二の存在ってことだよね?」
「ちょっと難しい言葉を使ってみたかったんでしょうが、意味がずれてますから」
狼君ははっきりと違うとは言わず、私の言葉の上げ足をとるなんて益々怪しいんですけど。
あのさっぱりしてて気遣い上手な紺野さんの前では本性を見せても大丈夫だって思ったのかもしれない。
私みたいに、毎日会社に行きたくなくて遅刻ギリギリまで起きないようないい加減で頼りがいの無い先輩より。
そう思うとちょっと何だか、狼君の先輩として立場が無さ過ぎる。



