ワンコorオオカミですか!?

人を交流をしていなかった私と、あの美国部長だからこそ弁解する為に人の輪に飛び込むわけにもいかないし。
今まで通り、人の目につかない所でひっそりとしていたい。

エレベーターが開かれ、中に乗り込むとついつい大きな溜息を吐いてしまった。

「先輩。先輩は俺が守りますから」

大丈夫ですよ、って狼君が笑ってくれると、何だか本当に心が洗われる。

「ありがとう。はやく帰ってサンタに会いたいな」
「さらりと流しましたね。良いですよ。ペットショップにでも寄って行きます? 七階の」
「行く!」

サンタと一緒に眠って癒されたいけど、それは狼君が反対しそう。
押し潰したら大変だって。

本当に狼君は私のお母さんなんだから。

七階のペットショップはは数匹だけ猫と犬が小さい部屋の中からこっちを見ていたけれど、時間になったのかすぐカーテンが全て閉められてしまった。
猫じゃらしや猫タワー、猫缶などなど、ついつい買い込んでしまいそうな魔境で、私は狼君の監視の元、渋々その衝動を抑えている。
「そーそー今日買った猫雑誌に、猫の写真を送ると、載ったら全員に非売品の自分の猫ちゃんの写真がプリントされたカップが貰えるらしいよ」