Absolute Zero






時刻はまだ7時55分。


学校に来るにはかなり早い時間だ。




「あ、そう言えば」


「なにー?」




机に荷物を置いた洸が反応する。




「今日、転校生が来るんだって」




ーーーーこの夏近くに、か。




「え、本当!?それ女の子!?」


「反応するとこそこかよ」


「女の子だって聞いたけど?」


「え、本当!?」


「洸、煩い」




洸のキャンキャン喚く声が耳に痛い。




「みっちゃん本当酷くない!?」


「いつものことだろ」


「洸限定でね」


「え、ちょ、2人とも!?」