Absolute Zero






「ちょ、みっちゃん細い!!」



「今それしかない」



「じゃあ、今度でいいよ!?」





洸に渡した125円はやけに細かくした。
50円玉と10円玉7枚と1円玉5枚。



洸の財布が地味に重くなるだろう。



ちなみに言えば、別に100円玉がないわけではないがなんとなくだ。





「洸、早く仕舞いなさい」



「はーい」



志優-しゆう-に促されて洸が渋々その125円を財布に仕舞う。





「ねえ、志優ちゃん」



「どうしたの、都」



「放課後、空いてる?」





弁当を食べながら、転校生が志優に聞く。





「うん、空いてるけど」