ーーーーーーーーーーーー 「……ん、……ちゃ……みっちゃん!!」 ゆさゆさと乱暴に揺すられて瞳が覚める。 「……ん、何」 「もうお昼だよ!」 あー、もうそんな時間か。早いな、時間過ぎんの。 ……つか、 「……何で転校生が?」 「え?」 「あ、えっと……」 いや、そんなに口ごもらなくてもいいと思うけど。 「みっくん、いいよね?」 「別に」 俺に害がなければいいよ、別に。 「若塚都です。えっと……」 「凛条湊」 よろしく、と言われたからこちらこそとだけ返しておいた。