カフェには黒豹と王子様がいます

「そうです」

「3か月ずっと、あの人が厨房にいるのかな」

「……まあ、たぶん……?」

「……そっか」

 徳永先輩は一つため息をついて自分の顔をパンとたたき、いつもの笑顔に戻ってフロアに出た。


 ピークが過ぎ、お客さんが途切れた。

「小野田、あの人」

「なんだよ、なんかされたのか?」

「着替えのぞかれて、けつ触られた」

「マジか!」

「ほんと??」

 私が聞いていたことに驚いている徳永先輩。