徳永さんの背中が、泣いているように見える。
「徳永さん……」
「もう帰れ。……いてくれて、ありがとう」
何とかしてあげたかった。
どうにかしてあげたかった。
徳永さんの苦しみを、徳永さんの悲しみを、何とか癒してあげたかった。
私は帰って行く徳永さんを追いかけ、背中に抱き付いた。
「やめろって。僕、今何するかわからないから」
「……いいよ。徳永さんがそれで癒されるなら」
「……香織」
徳永さんが私の手を引っ張り、抱きしめる。
徳永さんの手が、私の肩と頭を強く抱きしめる。
私の頬が徳永さんの胸にくっついている。
徳永さんの心臓の鼓動が聞こえる。
「徳永さん……」
「もう帰れ。……いてくれて、ありがとう」
何とかしてあげたかった。
どうにかしてあげたかった。
徳永さんの苦しみを、徳永さんの悲しみを、何とか癒してあげたかった。
私は帰って行く徳永さんを追いかけ、背中に抱き付いた。
「やめろって。僕、今何するかわからないから」
「……いいよ。徳永さんがそれで癒されるなら」
「……香織」
徳永さんが私の手を引っ張り、抱きしめる。
徳永さんの手が、私の肩と頭を強く抱きしめる。
私の頬が徳永さんの胸にくっついている。
徳永さんの心臓の鼓動が聞こえる。

