カフェには黒豹と王子様がいます

「俺から見たら、お前のことを好きなように見えるけどな」

「わかんないね、女の子って」

「女の気持ちをわかろうとしてるお前、初めて見たよ」

「ひどいな」

 ほんとこいつ、博子さん以外の女なんて、どうでもいい存在だったからな。

 西口の気持ちを考えられるようになったなら、それでいい。

 あー頭いてえ。

 もう帰ろう。


 次の日、西口の俺に対する態度がおかしい。

 なんでだっけ……。

 と思ったら、急に昨日の西口の顔を思い出した!

 西口に女感じてる場合じゃねえだろ!

 西口も西口だ。

 昨日の俺は、熱があってどうかしてたんだよ。

 わかるだろ?