カフェには黒豹と王子様がいます

 次の日店に行くと、マスターの代わりの人が来ていた。

「竹本です。よろしく」

 と、ウインクされた。

 やべえ、この人あっち系の人だ。

 そういえばマスターが言っていた。

「性格に、難あり」

 正確には、「性癖に、難あり」だな。

 明らかに西口に敵対心持っているし、仕事がやりづら過ぎる。


 次の日から本性を現してきた。

 裏に物を取りに行くと、後ろに人の気配。

 振り向くといきなりの壁ドン。

 勘弁してくれ。

 顔、近いって竹本さん。

「好みのタイプ~」

 そ、そんなこと言われても。

 助けてー。